たたさんの短歌

【今後紹介予定のお気に入り短歌:たたさん】
止まらずに常に動いていますただあなたと同じ速度なのです
(たた/「うたらば」ブログパーツ短歌 お題「動」採用歌)
おはようを言えないぼくの喉もとに金米糖がころがっている
(たた/第2回「空き家歌会」提出歌)
一文字か二文字だけの表題の雑誌のような祖父の生き様
(たた/「たた短歌bot」より)
ほどほどに意地を張りたい 駅弁は電車が動いてから食べるもの
(たた/「たた短歌bot」より)
健康によい食品を食べ続け人はそのうち死んでゆきます
(たた/「京大短歌」19号より)
千切りのキャベツの千を確かめる正しい箸の持ち方をして
(たた/「京大短歌」19号より)
うっすらとあなたの姿うつります鏡を辞めて五年経つのに
(たた/「京大短歌」19号より)

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