「あるあるのうた」って?

「あるあるのうた」は、「そういうの、あるある」という日常の一コマを詠んだ短歌を紹介していくサイトです。
お気に入りの有名歌人の歌や、ネットで見つけた掘り出し短歌のレビューを中心に、たまにサイト主の西村湯呑の自作短歌も、どさくさにまぎれて掲載します。
中には全然「あるある」じゃない非日常な歌や、そもそも何を詠んでいるのか分からない(!)歌もありますが、そのへんはユルく間口は広く、色々な短歌の魅力が味わえるようにしたいと考えています。

ただ一つだけ、サブタイトルを「Positive Singing」としたように、このサイトでは原則としてポジティブな短歌を掲載し、ネガティブな短歌(怒り、妬み、自虐、誹謗中傷、社会批判など)は載せないようにします。本当は、短歌の魅力を余すところなく伝えるにはネガティブな短歌もあった方がいいのだけど、このサイトはみんなが ほっとできる、休憩所みたいにしたいから。
でも、一見悪口みたいでも、けっしてそうではない感情が読み取れる短歌というのも中にはあるので(下記)、そのへんはやっぱりユルく、できるだけ載せていきたいと思います。

あの野郎の追悼文は俺が書くほかのだれにも書かせはしない
(枡野浩一/「ますの。」より)

こんなにもすてきなパパになったんだ あのとき刺しておけばよかった
(石原ユキオ/「俳句ホステス」より)

半分をあなたのせいにすることで 静かな日々を過ごせています
(佳乃硝子/「枡野浩一のかんたん短歌blog」より)

(;ω;)ブワッ  ←涙腺直撃したらしい湯呑さん


西村 湯呑(にしむら ゆのみ)

「あるあるのうた」サイト主です。短歌の他に好きなものは、絵本作家のいわさきちひろさんと永田萌さんの絵。脳みそパステルカラーの三十路のおっさんです。滋賀県在住。
湯呑はペンネームで、おそれおおくも山崎方代さんの歌からとらせて頂きました。方代さんが草葉の陰で泣かないように頑張って参ります。