龍翔(りゅうしょう)さんの短歌

【今後紹介予定のお気に入り短歌:龍翔さん】
ひたすらにドレミの歌を繰り返す サンドバッグを蹴り上げながら
(龍翔/「うたらば」ブログパーツ短歌 お題「動」採用歌)
いじめてもいじめられてもいないけれど、白の色鉛筆は減らない。
(龍翔/「うたらば」ブログパーツ短歌 お題「白」採用歌)
募集中。昔々で始まって、めでたしめでたしで終わる人生。
(龍翔/「うたらば」ブログパーツ短歌 お題「はじまり」採用歌)
貝殻を耳に当てても もう何も聞こえなかった 十四の夏
(龍翔/「うたらば」ブログパーツ短歌 お題「海」採用歌)
もしうちがかまきりやったらあんたよりいけめんなかまきりをたべたい
(龍翔/「歌会たかまがはら」 お題「虫」採用歌)
いたいいたいのがとんでゆくおくすりとおもっていたの こんぺいとうを
(龍翔/「歌会たかまがはら」 お題「魔法」採用歌)
あと五分笑顔で耐えてみせたあと、ゲリラ豪雨になるつもりです。
(龍翔/「Uスト歌会」 お題「雨」より)
最初から陽炎だって分かってた 分かってたけど信じたかった
(龍翔/短歌誌「うたつかい」2012年7・8号より)
「お互いに笑顔で別れような」って言うた私がもう泣きそうや
(龍翔/短歌誌「うたつかい」2012年10号より)

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