こはぎさんの短歌

【今後紹介予定のお気に入り短歌:こはぎさん】
細やかな気遣いが減る二年目の君がますます愛おしくなる
(こはぎ/「うたらば」ブログパーツ短歌 お題「細」採用歌)
何色が好きだろうとか指の先までいまわたし君だけに染む
(こはぎ/「うたらば」ブログパーツ短歌 お題「手」採用歌)
満開のさくらさくらよこんなにも正しい恋をしてみたかった
(こはぎ/「うたらば」ブログパーツ短歌 お題「開」採用歌)
深夜だと言い訳をしていつもより少し踏み込む準備をしてる
(こはぎ/「うたらば」ブログパーツ短歌 お題「夜」採用歌)
ハナミズキふたりで見上げた春の日に先生は先生じゃなかった
(こはぎ/題詠blog2012より)
叫んでもいいですか屋上なんてそのためだけにあると習った
(こはぎ/題詠blog2013より)
さみしいと言えない代わりにさむいって言うね嘘しかない仲だから
(こはぎ/題詠blog2013より)
手に触れることもできずに街をゆく そうだねそんな恋をしていた
(こはぎ/短歌誌「うたつかい」2013年2月号より)
「風邪か?」って声が聞きたい へたくそなくしゃみをひとつする電話口
(こはぎ/「はるまち」より)
幾たびかさくらは咲いてもうひとり、もうひとりだとやさしくゆれる
(こはぎ/「はるまち」より)

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