ものすごいくだらなさがものすごいツボな一首。その才能が惜しまれてなりません。 中澤系さんは2009年に、病気で亡くなられました。その作品群は、孤独さと不安さを詠んだものが多く全体に暗めで、 「あるあるのうた」にはあんまり載せられないものの、はっとさせられる秀作揃いでした。もっと生きて、たまにはこの歌のようなあっけらかんと明るい歌も作ってほしかった。 小さな小さな達成感を針小棒大に取り上げるその手法、せめて全力でパクらせて頂きます。
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